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■□   京都の初秋の風物詩 「萩」まつり   □■
□■     万葉の秋草「萩」を愛でる     ■□
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萩まつりは、京都の初秋の風物詩です。毎年、萩が見頃
を迎える9月の第3日曜日または第4日曜日の前後におこ
なわれます。
萩まつりがおこなわれる梨木神社は、京都を代表する萩
の名所で、境内には約500株の萩が咲きます。鈴虫を虫
かごに入れ神前に奉納し、萩の枝には、参拝した人々の献
句の短冊がつるされます。

今年は9月18日(月)、23日(土)24日(日)に
萩まつりがおこなわれ、狂言や日舞の奉納、抹茶席や煎茶
席がもうけられます。

萩は万葉の時代に最も愛された秋草です。日本最古の和歌
集・万葉集の中で最も多く詠まれた植物だそうです。可憐な
花、しなやかにたわむ枝が、風にゆれこぼれる優美な姿を、
万葉人は愛したようですね。